
おひさしぶりですべりももです。一応最低でも1ヶ月1回更新を目処にしていたのに、うっかり2ヶ月半ぶりのブログ更新になってしまいました。
というのもここ2ヶ月半は博士課程のメインディッシュみたいな日々だったのですよ!というわけでここ2ヶ月半の出来事を備忘録として思いつくままに書いてみる。
3月:
・言語処理学会年次大会@岡山に参加してきた。
はじめての岡山だったけど、岡山らしいことはままかり寿司を食べたことくらいだったかな…。
行きの新幹線から早速ハプニングがあって、謎の停電が発生して3時間遅れで到着した。
げむなりしつつ、いいことあるといいなあ…とひっそり念じていたのが功を奏したのか、
推論の実行過程からフレーズの言い換えを特定する研究で、若手奨励賞をいただく。ありがたや…。頑張ります!
そして今年の言語処理学会では去年よりも圧倒的に多くの研究者の方々とお話できてよかった。友達100人でっきるかな、という勢いでこれからもつながりを強くしていきたいと思う。(小学生の日記みたいな感想)
来年の言語処理学会は名古屋らしい。来年も楽しみです!
4月:
・博士課程のメインディッシュ、博士論文の予備審査があった。
いまのところ、今年最高に緊張した時間だった。
1時間ノンストップで人前で発表するというオフィシャルな経験は初めてで、何度も事前練習はしていたけれどやはり息切れしそうになった。毎週1時間半くらいノンストップで授業をしている大学の先生方のすごさを改めて思い知った。
質疑応答は身構えていた通り痛いところをつく質問の連続であったが、なんとか防御して予備審査に合格した。
実は予備審査とジャーナルの最終稿とニューオーリンズの国際学会の最終稿のトリプル締切だったのだけど、なんとか切り抜けられて一安心。
・AIPチャレンジ研究成果報告合宿に参加した。
理化学研究所 革新知能統合センター(通称AIP)の若手研究者支援プログラムでAIPチャレンジというものがあるのです。私はその支援プログラムに採択されておりまして、
予備審査たちを切り抜けてほっと一息と思ったらその直後に研究成果報告合宿というのがありました。
ポスター発表でポスターを持っていかないといけなかったんだけど、紙のポスターだと筒が荷物になってつらたんだなあと思っていたら布ポスターの存在を教えてもらった。布ポスター、たためてカバンに入れても折り目がつかないし、まじ便利!いろんなところで文明は進化しているものですな。(誰
研究報告合宿は圧倒的に女子率低かったけど、他分野の若手研究者の皆さまと議論できてとっても楽しかった!
そして期せずしてAIPネットワークラボ長賞に表彰される。ありがとうございます…頑張ります!
5月:
・博士論文を提出した。
博論は英語で書いたほうが色んな人に読んでもらえるからいいという噂を各所で聞いたので、あまり考えずにじゃあ英語で書くかと3月から本格的に始めた博論であったが、100ページ強の英語を書くというのもまた初めての経験で、
3月から休む間が全然なくてほんとつらい以外の何者でもなかったけど学びの多かった博論執筆でした。なんとか無事ニューオーリンズに行く前に提出できて良かった…。関係者に感謝です!次は本審査兼公聴会を乗り切ります…。
そしてこれから:
・自然言語処理のトップカンファレンスの一つであるNAACL-HLTで発表してきます。
場所はニューオーリンズ!ジャズ発祥の街!ということで少しでもジャズの断片を味わえたらいいなあ。
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