修論最終発表が終わりました。
1月から今までは修行のごとく音楽とも人とも遠ざかり、
ひたすら己と研究テーマと格闘する日々を過ごしておりましたが、←
12日に169ページから成る修論を提出し、15日に発表を終えました。
やっと自由だ!私は自由を手に入れた!地球は青かった!(違
発表が終わってからすぐに指導教官と助教から講評をいただきました。
今まで1度も褒めてくれなかった助教にも、
「今まで膨大な量をちゃんとこなして頑張ってきましたね、
いい成果が出せましたね」と初めて褒められたときは、
けっこうみててくれてたんだね私のこと、
とかここ数日終電まで研究して帰ったこととか
いろんな思いがめぐっちゃったりなんかしたりして
結構泣きそうになった。(ありがちな展開
しかし、終わった直後に一気に緊張感がなくなったのか、
急激な頭痛と筋肉痛と吐き気に襲われ体調を崩しちゃいました(T_T)
なんか最近、、体力の衰えを感じる。
というか昨年の年末もインフルにかかったし体弱すぎるだろう自分!
こんな自分は自分じゃない!こんな自分はいやじゃ!
というわけで近日、運動して体きたえようと思う。近日…←
そうそう、最近体をきたえようと思って始めたことの1つを
非常に些細なことですが紹介します。
わたくし中学の頃にクラシックギターを弾いて以来
常に足を組むことが癖になっていまして。
(クラシックギターを弾くとき足を組むのです)
パソコンしてる時も足を組んでしまう。
ごはんを食べる時も足を組んでしまう。
そんな私ですが、足を組むと骨盤のゆがみにつながるらしいこと
を最近知りました。
骨盤がゆがむと頭痛肩こり腰痛諸症状の原因に!!!(おばちゃんぽい
これはよろしくない!!
ということで最近足を組む癖を治そうと努めてます。オチはない。笑
閑話休題。
最近、ドラマ大好きっ子のべりももは
木曜22時の「最高の離婚」というドラマにはまってます。
細部にいたるまで名セリフが多い。
考えさせられるといえば、
「映画とか観たあとに、『考えさせられる』って言う人いますよね。
でも実際、考える人っていないですよね」
というセリフもあった。
確かに、「考えさせられる」という感想は、逃げの感想だ。
私はこのセリフを聞いて、考えさせられるっていう
感想は言わないようにしようと思った。←
というわけでちゃんと考えてみようと思う。
「夫婦なんて茶番だよ。結婚なんかするからこうなるんだよ。
一人で生きて、一人で暮らせばいいの。みんな一人なんだよ」
夫婦に限らず、親子、兄弟、恋人、友達など、
人と人との関係を分類し定義づけることに
どれだけの意味があるのだろうか。
定義づけてしまうから、世の中に「あるべき夫婦像」「理想の家族」
といった暗黙知が出回って、暗黙知と現状とを比較して、
「こんなはずではなかった」などと考えることになるのだろう。
人と人との関係に正解はない。
それでも、正解を求めようともがくのが人間なのかもしれない。
「男が、あんたたちが子どもだからだよ」
これは男も女に対してそう思うことはあるだろう。
男女関係なく、「自分はもう大人だ」と言い切れる大人は
世の中にどのくらいいるのだろうか。
人はいくつになったら、本当に大人になったと言えるのだろう。
私は中学の頃に学んだ、孔子の論語を思い出した。
「吾十有五而志於學。
三十而立。
四十而不惑。
五十而知天命。
六十而耳順。
七十而從心所欲、不踰矩。」
(私は十五歳のとき学問に志を立てた。
三十歳になって、その基礎ができて自立できるようになった。
四十歳になると、心に迷うことがなくなった。
五十歳になって、天が自分に与えた使命が自覚できた。
六十歳になると、人の言うことがなんでも素直に理解できるようになった。
七十歳になると、自分のしたいと思うことをそのままやっても、
人の道を踏みはずすことがなくなった。)
大人になるということは、どういうことだろうか。
私は論語の中だと、「人の言うことがなんでも素直に理解できるようになる」
ことが本当に大人になることではないかと思う。
とすると、60歳になるまで、人はまだまだ成長過程で、
大人になりきれていないのかもしれない。
私は最近24歳になった。
(祝ってくれた方々、ありがとうございました。最高にうれしかったです。)
24歳なんて、ほんとに、まだまだ子供だ。
でも、成人を過ぎたら、大人になる努力をする必要はあると思っている。
「悲しいとかじゃないの、苦しいとかじゃないの。
だって負けてるんだもん。浮気は止めてとか、嘘は止めてとか、
負けてる方は正しいことばっかり言って責めちゃうんだよ。
正しいことしか言えなくなるんだよ。
正しいことしか言えなくなると、自分がバカみたいに思えるんだよ」
自分の気持ちを言語化することで、自分の気持ちを自覚し、
気持ちがどんどん加速する、ということがある。
楽しいとか嬉しいとかポジティブな気持ちは、素直に言葉に出したほうがいい。
ただし、人は幸福を相対評価して一喜一憂してしまう生き物だから、
ポジティブな気持ちは思わぬ所で人を傷つけている可能性もある。
それは誰も悪くないし、どうしようもないのだけれど。
でも、悲しいとか苦しいとかネガティブな気持ちは、
そのまま言葉にすると、その気持ちが加速してしまう。
そういう気持ちはぐっと抑えて、文学とか音楽に昇華したほうがいい。
逆に言えば、ネガティブな気持ちからこそ、
優れた文学とか音楽は生まれるようにも思う。
「負けてる方は正しいことしか言えなくなる」、
一見、何を言っているのかわからないけれども、
何かを必死に伝えようとしている、文学的な言葉だと思う。
支離滅裂な感じで収拾がついていませんが、これが私の最高の素直です!
まとめとしてライブの宣伝をしておきます!
3月17日(日)東京医科歯科大学ジャズ研卒業ライブ@南青山Body and Soul
3月23日(土)東大ジャズ研春リサイタル
で演奏します!詳細がわかったらまた更新します。ぜひに!
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