お久しぶりですべりももです。
今回はキャッチーな(?)タイトルにしてみましたが、
もうすぐ大学院入試の時期なのと、
東大大学院入試についての質問をコメントでいただいたので、
自分の経験を踏まえて東大院試のポイントについて書こうと思います。
ちなみに自分は学部時代は応用化学の学科に所属し、
いろいろ迷って大学院は以下を受験し、全て合格しました。
東京大学大学院医学系研究科
東京大学大学院薬学系研究科
東京大学大学院工学系研究科
早稲田大学大学院先進理工学研究科生命理工学専攻
試験範囲や形式はそれぞれ少しずつ異なりますが
いずれも試験内容は英語、必須科目、専門科目、面接といった感じです。
結論を端的に述べると、東大院試のポイントは以下です。
① そもそも何のために東大の院を受験するのか考え抜く
② 過去問とその専攻の学部の授業のテキストを入手する
③ ①②を達成するために積極的に研究室見学に行く
④ 英語は継続的に勉強するしかし、ポイントにまとめると当たり前すぎるかもと思った←
順にポイントを説明します。
① そもそも何のために東大の院を受験するのか考え抜く
他大から東大の院を受験する場合、専攻・バックグラウンドにもよりますが
それなりに勉強時間がかかります。
貴重な大学生活の時間を費やすことになるわけですから、
何のために東大の院を受験したいのか、すなわち、
自分は本当に東大の研究室で研究がしたいのか、
もう一度しっかり考えてみてください。
② 過去問とその専攻の学部の授業のテキストを入手する
いざ東大の院を受験するとなったら、主な対策はこれに尽きます。
過去問を5年か10年見ると、大体の傾向がつかめます。
また、院試は内部の学部生の学習成果確認も目的とされていると思いますので、
学部の授業で扱われていた内容が問題に出てくることもよくあります。
過去問とその専攻の学部の授業のテキストを入手して分析することが合格の早道です。
③ ①②を達成するために積極的に研究室見学に行く
というわけで①②を実践してみると、①は研究室の研究のイメージが
ネットや論文のサーベイだけではつかみきれないでしょうし、
②は過去問までは手に入っても解答がないし
授業のテキストまではネットでも出回っていないのが現状です。
そこで積極的に教授とアポをとり研究室見学に行きましょう!!
研究室は基本勉強熱心な学生は大歓迎なので、大抵研究室見学は歓迎されます。
研究室見学では実際に研究をしている助教さん、学生さんに
どういう研究をしているのか、
どういう研究生活なのか(ゼミの頻度・内容とか、
参加している学会とか、論文投稿の機会とか)
院試勉強はどんな勉強をしたのか聞いてみましょう。
④ 英語は継続的に勉強する
④は院試に限らない話ですが、英語は継続的に勉強した方が良いです。
東大の院試は足切りとしてTOEFL-iTPが使われているので、
英語ができないとその時点で院試は不利です。
TOEFL-iTPは単語を覚えたり問題集を解いたりと
こつこつ継続的に勉強すれば確実に点が上がるし、
院試に限らず研究や仕事でも英語は必要となるので、
継続的に勉強しましょう。私も勉強します。←
ちなみに、早いうちからTOEFL-iBTのスコア(80が目安か?)
をとっておくと、当日TOEFL-iTPを受験しなくてよいので気持ち的に楽です。
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